リゾートバイト 体験談
リゾートバイト 体験談 /リゾートバイトとは
リゾートバイトとは、山、海、島、温泉、遊園地などの行楽地・観光名所(リゾート地)でバイトすること。
最近は有名タレントが広告塔をしたり、マツコ会議でテレビ特集されたり年々知名度がup中で、大学生をはじめ、20~30代のフリーターを中心に人気のアルバイトとして認識されています。
全国各地の行楽地・避暑地・温泉地・リゾート地にて、住み込みで働く「一般派遣」に分類されます。
- 略称・・・リゾバ、リゾバイ
- 就業場所・・・ホテル・旅館がメイン
- 仕事内容・・・スキー場、牧場、農家、海の家など季節限定な仕事もある
- 普通のバイトとの大きな違い・・・「住み込み」である。住居(寮)・食事が無料で提供される
仕事内容に関しては、季節限定な仕事もあると言っても、接客や裏方、調理などの接客業がメインとなり、特殊な業務をすることはほぼ無いです。
強いて言えば、スキー場のリフトとかパトロールする仕事はリゾバならではでしょうか。
似た形態の仕事として期間工が挙げられますが、色々と違う点があります。
- 派遣業である
- 主な職種はホテル・旅館・観光関係の仕事
- 寮費・水光熱費・食費が無料
- 交通費全額支給
- 雇用期間は最短1週間~3ヶ月まで
- 20~30代のスタッフが主力
- リゾートバイトならではの特典がある(無料で就業先ホテルの温泉に入浴できる等)
- 毎月20万円前後は貯金できる
就業先の企業と直接雇用を結ぶのではなく、リゾートバイト斡旋あっせんを専門とする派遣会社と雇用を結ぶ形態の派遣業であるのが一番大きな違いです。
また、期間工や従来の寮付き住み込みバイトよりも、もっとカジュアルに楽しみながら、気軽に働けることを主眼としたアルバイトです。
最短1週間~長くて3ヶ月をワンクールとして、就業先での観光や生活環境を楽しみながら、生活費支出を抑えながら短期間で稼げます。
また、友達同士で一緒に応募したり、中には無料のオンライン英会話や温泉入浴といった特典を付けているのも特徴です。
仕事を始めるにあたって、一切の費用は発生しません(交通費だけは後払いになるので最初に立て替える必要がある)。
また、リゾートバイトを始める人の目的は様々です。
単純に短期で高額稼ぎたい目的の人もいれば、お小遣いを稼ぎながらリゾート地での生活を体験してみたい人、まだ見ぬ日本の良さを知りたい人、出会い目的の人などなど。
フリーターや、春休み・夏休み中の大学生にうってつけのバイトです。
リゾートバイト 体験談 /きつい?
リゾートバイトは良いこともたくさんあるのですが、仕事がきついという話もよく聞きます。
具体的には、以下の不満はよく耳にしたり、リゾバをやった事がある人は体験した事があるかと思います。
- 仕事が大変(覚えること多い、立ちっぱで重労働)
- 休みが少ない(10連勤、深夜1時まで残業、月4日しか休みがない)
- 寮環境が最悪
- 食事がおいしくない
- 周りに何もなくて超不便(コンビニまで徒歩2時間の山奥)
- シフトに入れず稼げない
- 慣れるまで孤独で不安
- 朝が早すぎて起きるのがきつい
これらは2chの書き込みやTwitterでの口コミ、友達の噂でも聞くことがあるかもしれません。
私自身も上記に該当する体験をしているので、実際の出来事を解説していきます。
仕事が大変(覚えること多い、立ちっぱで重労働)
リゾートバイトには様々な職種の求人があります。
- 接客系・・・レストランホール、フロント、仲居、売店など
- 作業系・・・客室清掃、厨房キッチン
- テーマパーク・・・プール監視員、着ぐるみの中の人
- スキー場・・・リフトスタッフ、レンタル係
上記の中で、実際に求人の多くの割合を占めるのは、ホテルや旅館の職種です。
仕事内容についてはコンビニバイトや飲食店と同じで簡単なのですが、繁忙期は仕事の量が多かったりすることがあるので、大変と感じることが私も何度もありました。
バイキングのホールスタッフは特にきつかった
大規模なホテルで250人収容できる大会場でのバイキングのホールスタッフとして勤務した時の話。
主な仕事は、料理や食器の補充と食べ終えた食器をひたすら下げることでしたが、バイキングは時間制で、お客さんを入れ替え毎晩3回転させてました。
200人規模なので入れ替えのインターバルは常に走り回って、片づけと次のバイキングの準備。
せわしなく動きっぱ、立ちっぱの仕事だったので、今までで一番きつく感じた職場でした。
初めて旅館で住み込みで仲居をした時はきつかった
勤務中は着物をして仕事をするのですが、着付け無知の私は悪戦苦闘。
最初の頃は着付けに30分くらいかけてましたが、もちろん時給は発生しませんし、お客さんの接客メインの仲居はとにかく覚えなきゃいけないことが多かったです。
お出迎えから料理出しを行うにあたって、部屋へ案内した時の館内の案内から料理の説明、仲居としての所作振る舞いにも気を遣いながらだったので、けっこう骨折れる仕事でした。
最初の1週間を乗り切ればきつい仕事も慣れる
最初は覚えることもたくさんあり、業務を把握してないことも多いため無駄な動きをしがち。
始めはちゃんと仕事をこなそうと目の前に必死ですが、慣れると周りが見えてくるので手を抜くところは抜いてラクに働けます。
仲居もセリフが上の空で言えれば、接客を楽しむ余裕も作れました。
実際のところ、リゾートバイトは単純作業が多いため一度慣れてしまえばけっこう仕事デキるようになります。
1週間は確かに大変!でも、それを乗り越えられれば問題ありません!
客室清掃は肉体的にはきつくなかった
繁忙期であるゴールデンウィーク真っ只中に客室清掃のリゾートバイトをしたのですが、肉体的な辛さは皆無でした。
繁忙期なので忙しかったのは確かなのですが、そもそもリゾートバイトの職種には引っ越し屋のような重い荷物を運ぶ仕事はありません。
また、客室清掃(裏方業務)は次から次へと客室に移動するため、立ちっぱなしの仕事でもないので立ち疲れしないのです。
気がついたら2時間も3時間も経過しているような仕事だったので、あっという間に終わったという印象です。
単純作業すぎると仕事に飽きることも
特に客室清掃のような業務は顕著なのですが、リゾートバイトは、基本的には臨時要員であるため、仕事の範囲は限られています。
一般的なアルバイトと違い、長く働けば働くほど新しい仕事を任せられるわけではありません。基本的には同じ仕事をずっと続けます。
悪く言えば単純作業の連続、良く言えば慣れたら簡単と言ったところでしょうか。
そのため、人によっては、1ヶ月も同じ仕事を続けると飽きてきてつらいという人もいるようです。
休みが少ない(10連勤で月4日しか休みがない)
リゾートバイトの勤務形態は、1日8hの労働シフト制の週休二日が基本です。
シフトは事前に休日の希望だけ伝えて、あとは勝手に組まれる職場がほとんどですが、私は最高で10連勤したことがあります。(何も言わなければ15連勤以上させられてた…)
もちろん、働いた分はしっかり稼ぐことができるので体力のある人は良いですが、休日は観光!どころではなく疲れをとるために寝るだけで終わってしまうことも多々ありました。(おかげでお金を使わず貯まる一方でしたが)
特に大型連休の繁忙期をはさむ時のシフトは連勤を組まれやすいです。
GW(ゴールデンウィーク)、お盆休み、シルバーウィーク、年末年始…などいわゆる世間様が連休の時期は、会社勤めの方がお客さんとして観光地を訪れるためリゾバ先はかなり忙しくなります。
この時は、人手をフル稼働させるため連勤になるケースが非常に多いです。
連休の他にも、桜・紅葉の名所、登山シーズンなど季節イベントによって地域ごとに忙しい時期が異なります。
1ヶ月30万円台を稼ぐならシフトは必然的にきつくなる
「2ヶ月で50万」「1ヶ月で30万」と、リゾートバイトは本当に稼げます。
実際に稼いだ最高額は1ヶ月で37万、手取りで33万も稼ぎました。
ただ、これだけガッポリ稼ぐには、普通に働いていたら難しいです。
10連勤や深夜1時まで残業したことがあったり、1ヶ月の休みが4日だけだったことも。
体力のある20代のうち、もしくは必ず稼ぎたい目標があれば乗り越えられますが、現実的な体力の限界を考えると1ヶ月20万円台と考えておいた方がいいでしょう。
週2日の休日があり、残業無しでかなり余裕を持って働る派遣先の場合、1ヶ月15万ほど稼げます。
1ヶ月30万円台を目指すと途端にシフトもきつくなると覚えておきましょう。
リゾートバイトの寮環境が最悪だった
リゾバでは、寮費が無料で住めることがメリットですが、提供される寮には当たりハズレがあります。
私も過去に2回ほどハズレの寮を引いてしまったことがありますが、虫が出る、隙間風で寒い、日当たり悪いで最悪の環境でした。
あまりにも酷かったので、就業先のホテルと求人紹介した派遣会社に相談して新しい寮に替えてもらいましたが、無料で支給してくれるからといって安心してはいけません。
寮見学ができない分、事前の情報収集で寮の写真だけでなく広さや間取りもチェックするようにしましょう。
リゾートバイトの食事支給がまずいとつらい
食事も無料支給というリゾバは多いですが、これまた当たりハズレあります。
特にホテル勤務だと料理人さんが作った美味しいまかないとかを期待しがちですが、実際は大規模なホテルほどお弁当で済ますところが意外と多いです。
そして、リゾバで支給されるお弁当は十中八九まずいです。
一番嫌だったのは冷凍食品を寄せ集めたようなお弁当。
肉も魚も野菜も毎日パサパサしてて無料で支給されてたけど途中から食べてませんでした。
そこはバイキングがあるリゾバでしたが、お客さんに出す料理も余ったものはすべて廃棄していました。
昔は余った料理は食べてよかったらしいのですが、ある時派遣スタッフがお客の前でつまみ食いしているのが見つかりクレームになり、余った食べ物は全て廃棄する決まりとなったそうで、まかないもお弁当になってしまいました。
逆に、小規模旅館の方がまかないも美味しい事が多かったです。
実際に客室数が10~15部屋くらいの小規模旅館は、料理長が腕をふるったまかないを食べれることが多かったです。
もちろん残った食材で作ってくれますが、外れたことがありません。
皮肉な話ですが、まかないを重視するなら出来るだけ小規模の旅館やペンションの方が美味しい思いをできる事が多いので覚えておきましょう。
リゾートバイトは不便?
周りに何もない山奥のペンションやホテルのリゾバに行ってしまうとかなり不便で退屈な思いをします。
私が経験したことのあるところは、街に出るために、2時間に1本、片道850円のバスに55分も乗らないと行けません。
寮を出たら完全なる山道で、コンビニも近くにあるはずもなく、気軽に買い物もできない状況です。
周りに何もないリゾバは、空き時間や休日を1人で過ごそうとするとかなり暇になります。
旅行で気分転換に1泊するなら良いかもしれませんが、そこで生活すると癒しも退屈に変わることを実感しました。
周辺アクセスは必ず確認した方がいい
Webサイト上で見れるリゾバの求人(リゾバ.com)にはホテル名などの詳細の記載がありません。
でも、実際に登録して求人相談すると具体的なホテルや旅館を教えてもらえます。
- 近くにコンビニ、スーパーはあるのか?
- 電車やバスは何時間に何本通っている?街にでやすい?
- 職場から、観光名所への道のりは?
具体的な情報を知った段階でGooglemapなどで周辺環境を調べて求人を決めましょう。
稼げない時期と職場があった
特に中堅のリゾートバイト派遣会社で求人を選ぶと、全く稼げない求人に当たってしまうことがあります。
私が12回したうちのリゾバの中にカウントしてないのですが、稼げな過ぎて途中で期間を短くして辞めたリゾバがあります。
社員はおばあちゃん1人と地元の子がアルバイトにくる小さな旅館だったのですが、シフトに入れてもらえなさ過ぎて当初1ヵ月の約束だったところを2週間に縮めました。
どうやらアルバイトの子がくる時は私は必要ないらしく働いたのは1週間で14h(14000円)だけ。
雇用主のおばあちゃんに断りを入れて、代わりの求人をすぐ探して移りました。
最初は暇で旅行気分だったのですが、いくら怠け者の私でも稼げなさ過ぎたので、続けられませんでした。
また、リゾバは繁忙期と閑散期で忙しさが全然違います。
閑散期になると週に3~4日も休日があって全然シフトに入れない場合もあります。
個人経営の旅館などは特に大型ホテルと違い集客力が弱いため閑散期に行ってしまうと全然稼げないので注意が必要です。
時給格差があるから要注意
実は、同じ旅館で働く派遣が2人いたとしても、派遣元が違うと時給も違うことがあります。
これは、時給の設定をしているのは勤務先の旅館ではなく派遣会社であるために、同じ職場で働いていても時給が異なるケースが発生します。
同じ職場で同じ仕事をしてしんどさも変わらないのに、隣の人より時給が低いとモチベーションが維持できなくなってきます。
私も1回経験があるのですが、全く同じ仕事をしているのに90円も時給に差がありました。
これは月給で見た時に、2~3万円給与額が違ってくるのでやる気が著しく削がれます。
派遣会社は複数登録OKなので、最初から複数登録して一番時給の高いところでお願いするようにしましょう。
慣れるまで孤独で不安
リゾバが初めての人は慣れるまでが本当に大変ですし、初めての環境で不安になりがちです。
- 1人でさみしい
- やっていけるかな
- 帰りたい
- わからないけど聞けない
人によりますが、孤独との戦いは避けては通れません。
慣れない環境ですので初めての仕事内容、一人での寮生活に戸惑うことでしょう。
1週間もすれば慣れると思いますが、中にはそうでない人もあります。
私の場合は以下のようにして孤独と向き合っていました。
- 勇気を出して人と話す
- 仕事に集中する
- どうにでもなれと開き直る
勇気を出して色んな人に声をかけることで、仲良くなって、仕事のわからないこともスムーズに聞けるようになるし、友達が出来ちゃえば孤独感も味わいません。
あと、仕事に集中していれば余計なことを考えなくて済むようになります。
最初は、仕事を覚えることに集中していれば、時間は勝手に過ぎていきますし、その場に慣れてきます。
結局は、その場から逃げれないのだから自己解決するしかないです。
慣れるまでが大変ですが、慣れてしまえばやっとリゾバが楽しくなってきます。
朝が早すぎて起きるのがつらい
リゾバでよくあるシフトで早出残業というものがあります。
私の場合は、本来朝の7:30出勤でしたが、朝の6:00に出勤してほしいと前日にお願いされました。
特に繁忙期ではそんなことがありました。
どうしても人手が足りず、準備が間に合わないということでやっていましたが、連日そんなことがあるとさすがに疲れて、何度か寝坊していました。
残業をお願いされている身なので、社員さんはそこまで怒らず注意くらいでしたが、僕は内心寝坊したことに大分落ち込みました。
慣れれば起きれるようになるのですが、やはり疲れが溜まってくると起きるのもきつくなってきます。
リゾバ特有の中抜けシフトがきつい
「中抜け」とは、ホテル・旅館などの勤務によくある長めの休憩時間です。
休憩時間は、お客様を見送ってからのチェックアウト後11時頃から、チェックイン前の15時頃までの約5時間です。
時間 | 業務 |
---|---|
7:00~ | 朝勤務開始 |
~10:30 | 朝勤務終了 |
11:00~ | お昼&休憩(中抜け) |
16:00~ | 夜勤務開始 |
~21:00 | 夜勤務終了 |
上記のようなスケジュールで、朝早起きして、朝食会場の簡単な掃除、朝食出し、片付け、お客様お見送りまでが午前業務。
中抜けで昼寝してから、お出迎え、荷物持ち、お部屋へご案内、夕食出し、片付け、朝食準備夜まで午後業務を行うのが中抜けシフトです。
休む時間が小刻みになり、生活リズムが多少変わるので人によって慣れが必要です。
基本は、9時間拘束8時間労働で、暇な時期は合間の休憩は1時間以上取ることもありましたので、通常は体力的にはそこまで辛くありません。
しかし、忙しい時期や人手が足りないと休憩が減り、残業も多くなるので辛いこともありました。
それでも、通しシフトになることはなかったので、比較的余裕を持てたし、プライベートの時間も確保できました。
ただ、中抜けシフトにするホテル・旅館では従業員特典で「温泉無料利用OK」にしているところが多くあります。
中抜けシフトになるなら温泉に入れる求人を必ず選ぶようにすれば休憩時間中にリフレッシュできます。
リゾートバイト 体験談 /荷物の準備
リゾートバイト先が決まったら、荷物を準備していきますが、いくつかポイントがあります。
- 乾燥機がある場合は衣料は3日分が目安
- 電源タップはほぼ必需品
- 季節によって持ち物は変わる
- 荷物が多い場合は郵送を
派遣会社へ何を持っていけばいいか確認する
必要な持ち物については、最初に派遣会社の担当者から案内があります。
衣類やバス・洗顔用品、充電コード類など基本的には小旅行に行く荷物とさほど変わりませんが、職種や寮の乾燥機設備有無によって、必要な持ち物が若干変わってきます。
ただ、派遣会社が案内してくれるのはあくまでも「仕事で使うもの」です。
服や暇つぶし道具もあった方がいいのですが、仕事で使うものを持っていかないと現地で購入しないといけない事もあるので、注意しましょう。
参考までに、以下では筆者がリゾバに常に持って行く持ち物をご紹介します。
- 仕事着(無地Tシャツ3枚とスラックス)
- 衣類各3日分(Tシャツ・下着・靴下・部屋着、上着1着)
- バス用品(バスタオル3枚、ハンドタオル2枚、ボディタオル、シャンプー、コンディショナー、固形石鹸)
- 洗顔用品(歯ブラシ、歯磨き粉)
- ワックス
- プラスチックカップ
- マスク
- アルコールジェル
- 部屋干し洗剤
- ドライヤー
- 4個口タップの延長コード
- パソコン
- スマホ・パソコンの充電ケーブル類
- ビニール袋
- メモ帳
- 筆記用具
- クリアファイル
- 印鑑
- 通帳
寮に乾燥機がある場合は衣類は3日分あれば十分
大手のリゾートバイト派遣会社が紹介してくれる寮には大体乾燥機が完備されていますので、持参する衣類の量は3日分もあれば十分です。
実際、毎日洗濯機と乾燥機にかけていたため、1ヶ月のリゾートバイトでも衣類は3日分で足りました。
念のために、リゾバにいく前に担当者に、寮に乾燥機が完備されているかは必ず聞いておきましょう。
その上で、衣類は何日分くらいあれば良いのか担当者に相談すると良いです。
寮に乾燥機がない場合はベランダ等で乾燥させなければいけないため、4~5日分など余分に衣類を持っていく必要があります。
また、バスタオルやバス用品(シャンプー、コンディショナー、石鹸等)、ドライヤー、コップ、洗剤などは寮に完備されていませんので持参しましょう。
電源タップはほぼ必需品
寮の部屋のコンセント数までは、さすがに派遣会社の担当者に聞いても分かりかねてしまいます。
そのため、延長コードの電源タップは必ず持参した方が良いです。
寮によってはコンセント数が少なかったり、例えばベッド脇にコンセントがないために「ベッドの上でスマホを充電しながら操作する」ということができない可能性があります。
そんな時に延長電源タップがあると非常に重宝します。
職種によっては仕事着を用意する必要がある
裏方業務/客室清掃スタッフのような職種は仕事着の指定はありませんが、職種によっては、派遣会社より「無地Tシャツ3枚とスラックス」を持参するよう指示がある場合があります。
例えば、ホテルのフロント等、制服がある職種であれば、白いYシャツが必要であったり、牧場ならば長靴や軍手が必要になってきます。
季節や地域によって持ち物は変わってくる
リゾートバイトは春夏秋冬どんな時も求人募集をしていますが、都度持ち物は変わってきます。
特に夏と冬は、服装と小物は段違いに変わってきます。
夏なら、軽装な服装でもいいですが、その分日焼け止めや虫除けスプレーなどが必要になります。
冬なら厚手の服装で、特に山なら何枚も重ね着することになるので服は多めに持っていく必要があります。
冬は服の他にもホッカイロや手袋、マフラーなど若干持ち物は増えます。
地域も同様で、北海道は寒いですが、沖縄は暑いので、地域差でも持ち物を変える必要があります。
荷物が多い場合は郵送可能
派遣会社から案内された必需品以外に、スキー場で働くため自前のスノーボードや暇潰し用のゲーム機やパソコン、マンガなどプライベート用の物を持っていくとなると持ち運びが大変です。
1ヶ月のリゾートバイトであれば、荷物はスーツケース(40L)とリュックのみで事足りますが、それでも手荷物で持っていくのは面倒ですよね。
そんな時は、リゾバ先へ荷物を送る事も可能です。
送る荷物は段ボールに詰めて、自分の名前と派遣会社名を書くだけなので簡単です。
あらかじめ派遣会社の担当者に相談すれば、寮の住所を教えてくれます。
そのうえで、手荷物として持っていくことができない大きな荷物は郵送しましょう。
実際、ゲーム類やスノーボードなどを郵送するリゾートアルバイターは多々います。
経験上、服や遊び道具など、消耗品以外は持って行った方が賢いです。
消耗品は向こうのスーパーやコンビニでも買えますし、ネットを使ってアマゾンや楽天で配達してもらうこともできちゃいます。
帰るときも同じように、自分の家に郵送するだけなので、心配もいりません。
ただ、郵送料は自腹になるので、送るにしてもスーツケース1~2個程度に収まる量にしておきましょう。
リゾートバイト 体験談 /プライベートの過ごし方
リゾートバイトは普通のバイトに比べると長丁場。
仕事とプライベートをバランスよく両立させることで、リゾートバイトを楽しく過ごすことができますので、オフの日の過ごし方は非常に重要です。
私がリゾバに行った時の休みの日の過ごし方をご紹介します。
友人や仲間と観光、買い物は楽しかった
リゾバ先で友人ができると、遊びに出る機会が多くなります。
私は軽井沢でリゾバした時は、アウトレットでショッピングを楽しみました。
伊豆の温泉にリゾバに行った時は無料温泉に入りたい放題だったので、1日中温泉に出たり入ったりした事もあります。
他にも、地域で行われるお祭りやイベントごとに参加してワイワイしました。
1人でも近くのカフェに行ったり、観光地に出向くなど、リゾバならではの楽しみ方をすることでストレス発散をしていました。
地元では味わえない楽しみ方がリゾバにはあるので、プライベートは本当に貴重な時間を過ごせたことが良い思い出です。
1人じゃつまらないと思う人は必ず、友達を連れてリゾートバイトをする、もしくは派遣のリゾートバイターが多い職場を選ぶようにしましょう。
リゾバの休日は無駄遣いしないように注意
無駄遣いを避けることが案外一番重要です。
リゾバの休みの日はついつい出かけたくなり、出かけた際にはお金を使ってしまいガチです。
例えば、食費が無料なのに毎日外食したり、休みの日はショッピングで使いすぎたり。
せっかく寮費や食費が無料なのに、他で浪費していては意味がないです。
ちゃんとした目的ならいいですが、ただの気のゆるみでの浪費なら避けるべきでしょう。
リゾバを終えたときに「あれ?あまりお金貯まっていない」とならないように、オフの日に散財しないようにしましょう。
疲れているときは部屋でスマホやDVD鑑賞
遠方に来たのだから、休みの日は常に遊びたいという人も中にはいると思いますが、慣れないうちは体をしっかり休めることも大事です。
初めての環境だと疲れは溜まり、体調を崩すことも少なくないです。
体調不良になると、仕事を休まなくてはいけなくなる可能性もあるので、体調管理は必要です。
時には、遊ぶことを我慢して部屋でまったり読書やYouTubeを見るといったこともいいですよ。必要ならパソコンやゲームを持っていくと時間つぶしには困りません。
夜遊びしすぎて寝坊はしないようにする
リゾートバイトに来るとどうしても楽しみたい人が多いようです。
楽しみといっても遊ぶことが目的ではなく、本来の目的は、バイトであり仕事をしに来ています。
だらだら夜中までゲームをしていると翌日起きれなくて寝坊なんてことも。
仕事を疎かにしすぎるとクビになってしまう事もあり得るので注意しましょう。
季節によってスキーや海水浴が楽しめた
リゾバは一年中あるので、季節ごとでも楽しみ方が違います。
夏なら海やお祭り、冬なら雪(スキーなど)、秋なら紅葉や散歩、春なら花見といったそれぞれの季節で行事があります。
海で泳いだり、スノボをしたりと休みの日は充実させることができました。
特に沖縄の海は一生の思い出に残ります。
オフの日の過ごし方もイメージしてリゾバ先を選ぶと、仕事も充実してきますよ。
リゾートバイト 体験談 /リゾバは求人選びが超大事
結局のところリゾートバイトは「良い求人を選べるか」「ブラックな求人を選んでしまうか」は、求人選びにほぼ全てがかかっています。
住み込みのリゾートバイト求人は全国に数千件とたくさんあるので、選択肢が多ければ良い求人もあれば、最悪な求人があるのも当然のこと。
リゾバで働く場所は遠距離なので職場の雰囲気や寮の住み心地などは、実際に確かめられません。
つまり、正確な求人情報を入手する必要があるのです。
最終的にはリゾートバイト派遣会社にぶっちゃけて聞いてみるのが一番ですが、まずはブラックと良い求人の特徴を自分で知っておく必要があります。
超短期求人はブラックリゾバが多い
リゾバの期間はざっくりと3パターンに分けることができます。
パターン | 期間 | 特徴 |
---|---|---|
短期求人 | 3日~1週間 | GWや年末年始など連休だけ求人を出すところが多い |
中期求人 | 1ヵ月~3ヵ月 | 一番多いタイプの期間、良い職場であれば延長など可能なところあり |
長期求人 | 6ヶ月以上 | 沖縄の求人や仲居の求人によるあるタイプ |
また、短期求人が多く募集される時期はものすごく人手不足の時期と重なり、普段はまともな職場でも、繁忙期だけはブラックな労働環境になることは少なくありません。
- 1人1部屋与えている寮は、GW・年末年始だけ相部屋に
- 忙し過ぎてまかないを用意できないからお弁当に
- 予約でいっぱいで人が足りないので全部シフトに入れられる
このようにホテルや旅館にリゾバ行くとかなりハードな残業、連勤は避けられませんし、アルバイトの扱いもいつにも増して雑になりがちです。
残業代も出るので稼げる反面、長時間労働&休日なしなので短期求人は心の準備が必要です。
繁忙期以外の「雇用期間1ヶ月」はホワイト求人が多い
繁忙期以外の1ヶ月以上の求人は、雇用側も余裕があり基本的にはホワイトな求人が多いです。
また、仕事に飽きる飽きないは個人差があるため一概には言えませんが、いきなり3ヶ月のリゾートバイトを始めるよりも、最初は1週間や1ヶ月で始めるのがおすすめです。
1ヶ月程度であれば、たとえ仕事に飽きがきても耐えられるでしょう。
しかし、3ヶ月ともなると途中で辞めたくなるかもしれません。
なので、最初は長くても1ヶ月程度のリゾートバイトから始めてみましょう。
個人経営の旅館やペンションは楽な場合が多い
忙しく働くのがイヤだ!という人は、初めからゆるい職場の求人に応募するのもありです。
個人経営の旅館などは、有名なホテルみたいに仕事のルールが厳格にマニュアル化されていないため、ゆるい職場が多いです。
- 規定の制服がない
- 1分前出勤でOK
- お客さんが少ないので暇な時間も多い
一方で、客室が200室以上あるような大型リゾートホテルは忙しくても稼ぎやすいです。
お客さんが多いだけあって、仕事量も多い代わりに残業代がたくさん出ます。
楽したいor稼ぎたいのか自分の目的に合わせて職場選びを考えていきましょう。
狙い目なの楽な職種
1.旅館の裏方業務
主に客室清掃から準備を行う仕事です。
体は動かしますが接客がなくマイペースに仕事できるところが楽なポイント!
全部清掃終えたら時間になるまでに休憩もできるので慣れればかなり楽です。
ただし、大規模旅館の裏方は部屋数が多くチームで行うためきつい職場もあるので注意。
2.ホテルの売店
チェックアウトのピーク時を除いてはお客さんがまばらなので、暇な時間が多いです。
ポップ作成や商品補充など社員さんから仕事を振られますが、すぐ終わるのでぼさっとレジ番している時間の方が長かったです。
客室を寮にしている個室寮は過ごしやすい
リゾートバイトは、ほとんどが住み込みですのでリゾバ先が用意してくれた寮に寝泊まりします。
しかし、寮によっては綺麗な寮、汚い寮、設備がしっかりしている寮、そうでない寮など分かれます。
しかし、客室を寮としている個室寮はきれいな部屋が多く、非常に過ごしやすかったです。
客室を寮にしている旅館だと、お客様が利用する部屋なので、キレイだし設備も整っています。
また、個人寮は気を遣わなくて済むというのも大きいです。
相部屋寮の良い所は、孤独ではないところですが、そもそも初めて会う人と同じ部屋で寝泊まりするのはストレスに感じる人の方が多いと思います。
すでに仲良くなっていたり、友達同士ならいいですが、そうでない場合、仕事で疲れているのに、相手に気疲れしていては全く休まりません。
よほどの理由がない限りは、個室寮を選択したほうが良いです。
管理人がいれば寮は管理がしっかりしている
寮が汚い理由としては、昔から手入れをしていない山奥にある寮、管理人がいない寮というのが主な理由です。
中でも、管理人がいるいないでは雲泥の差。
部屋の清掃が行き届いているか、管理はしっかり為されているかは、現地に行ってみるとすぐにわかります。
寮のことで困ったことがあれば、管理人さんにお願いすれば解決してくれます。
客室以外の寮が用意されているリゾバ先を決める際には、寮には管理人がいるかどうか聞いてみることで、管理が行き届いているかどうかの判断がある程度できます。
詳しい求人情報はリゾバ専門の派遣会社に聞くのが一番
リゾバの派遣会社はあくまでも実際に働くホテル旅館などの仲介者で、第3者目線で求人の良い点、悪い点の情報を提供してくれます。
気になった求人を見つけたら詳細を質問して不明点をなくしましょう!
- 労働実績・・・月平均何時間くらい働いて月給はどのくらい?
- 寮について・・・築何年か?きれいか?どんな設備なのか?職場との距離
- 周辺環境について・・・主な交通機関は?何時間に何本のバス?最寄りのコンビニまで徒歩でいける?
- 期間満了している人の割合・・・途中で辞める人が多ければマイナス点は?
- 延長率・リピート率・・・高いならプラスアルファその職場の魅力があるはず
- 他に派遣社員が何人いるか?・・・他の派遣社員が数人いる方が楽しい
- 忙しい職場なのか?ゆるめな職場なのか?・・・休みの取りやすさは大事
これらは派遣会社に登録し、求人探しの相談をする際に1つずつ確認しましょう。
派遣会社は実際に働くホテルや旅館との仲介を行っているので、聞けばたいてい教えてくれます。
安全にリゾートバイトを途中で辞めれる?
気を付けていても運悪くブラック求人に当たってしまい、肉体的にも精神的にもどうしても耐えられそうもない場合もあるかもしれません。
そのような場合、元々3ヵ月だった期間を2ヶ月に短縮したり、派遣会社に交渉すれば途中でやめることもできます。
途中で辞めたとしても働いた分の給料はしっかり支給されます。(ただし、交通費は短縮すると減額か支給なしになるケースがあります。)
しかし、どんなに辛くてもバックレだけは避けるべきです。
働いた分は支払われますが減給される可能性がありますし、またリゾバしたいと思っても仕事を紹介されなくなってしまう可能性があります。
リゾートバイトでも信用は大切です。
あまりにも理不尽な職場であっても、事前に派遣会社に相談して大人の対応を心がけましょう。
リゾートバイト 体験談 /メリット
全国色んなところへ行ける
リゾバは旅行好きには最高のバイトです。
普通のアルバイトと異なり、「旅行がセットになっている」のはリゾートバイトならではのメリット。
普通のアルバイトであれば、毎日同じ場所で同じ面子と顔を合わせ、ただただお金のためだけに働くもの。
しかし、リゾートバイトは「この県(地域)で働いてみたい」という好奇心で始められます。
交通費は全額支給されるので、リゾートバイトをきっかけに今まで行けなかった場所、行ってみたかった場所に行けます。
春夏秋冬時期によってどこにいくかで楽しさが倍増しますし、私は見知らぬ土地に行くときのわくわく感がクセになってついつい次はどこ行きたいかを考えちゃってました。
1ヶ月という期間限定で、ある意味非日常の中で仕事をしてくるため、リゾートバイトを終えて自宅に帰ってくると、仕事をしてきたという思いよりもリフレッシュしてきたと感じます。
特に温泉地だったり沖縄などのリゾートで働くと、海や温泉があるため、心も体も本当に元気になります。
プチ移住を体験できる
将来鎌倉や白浜、沖縄に住んでみたいと思っても、数日滞在して移住体験するには数万~数十万のお金がかかりますが、リゾートバイトなら費用タダです。
むしろ現地で働けるので、お金は増えていきます。
しかもリゾバは住みこむ期間を選べる!数週間でも数ヶ月でも、満足いくまで体験できます。
数日の旅行だけでは分からない現地の人付き合いや住み心地、生活のしやすさまで無料で分かるのはリゾートバイトの良いところです。
英語の練習ができる
リゾバは日本のリゾート地で働くので、日本旅行中の外国人とよく接します。
特に旅館やホテルは英会話の練習にもってこい!良い練習場所になります。
もし英語が下手でも日本に住んでいるので安心。
海外だと孤立してしまいますが、ここは日本なので最悪日本語で対応できまスノで、留学やワーキングホリデーの腕試しにちょうど良いです。
選ぶリゾートバイトの派遣会社によっては、安くても月額5000円はするオンライン英会話を無料で使えます。
遊びも満喫できる
私はスキー場のリゾートバイトも経験しているのですが、全くやったことのないスノーボードができるようになりました。
リフト券だけでなくボードやウェアレンタルも無料!
そんなリゾバに行った時は毎日のように滑ってました。
スキーもリッチな遊びなので0円でできるのはすごく良かったです!
自分が成長した
自分で言うのもなんですが、リゾバをしてちょっとたくましくなりました。
きつい環境に耐え抜いたこともありますが、どうやったら過ごしやすくなるか?
人見知りの私でも周りに相談して自力で行動できるようになりました。
あと、外国人が多いリゾバでは英語で接客する機会もあったので、英語のスキルアップという面でも成長できたと思います。
未経験の仕事は新鮮で楽しい
普段行うバイトって、例えばコンビニ、居酒屋といった想像つきそうなものですよね。
リゾートバイトだと職種は様々で、数でいったら20~30種類はあります。
私のバイト経験でいえば、スーパーの品出し、レジ打ちといった淡々とこなす仕事ばかりで少し飽きもありましたが、リゾートバイトへ行くと、やったことのない仕事ばかりを経験しました。
仲居、ホテルフロント、スキー場スタッフ、レストランスタッフなど他にもまだあります。
リゾートバイトは、年単位でやることは少なく、1ヵ月~3か月でやることが多いので、コロコロリゾバ先を変えることができますので、いつでも新鮮な気持ちでリゾバ先へ行くことができました。
礼儀やマナーが身に付いた
私は、接客をするリゾバが多かったためか、礼儀やマナーが身に付いたと思います。
特に、仲居とホテルのフロントマンを経験してからは礼儀正しくなったと言われるようになりました。
礼儀を重んじるリゾバ先だったので、入った当初に教育してもらい、お客様とは笑顔で接し、失礼のないように礼儀を身に付けお客様と接することが出来ました。
今でもそれは身に付いているので、いい経験ができました。
知識や経験が豊富になった
知らない土地の観光地、ご当地グルメ、観光業の仕組みなど、これまで見たことない知識を吸収できます。
実際に筆者は、最初は「箱根ってどこだ?」というレベルの知識の浅さでリゾートバイトを始めましたが、終わる頃には箱根の雰囲気や見どころ、魅力を理解できました。
また、ホテル関係の仕事がどのようになっていて、どうやってお客様を迎えているのかといった経験も得ることができました。
お金
これはよく言われる話ですが、リゾートバイトは、お金を稼げる!というよりは効率よく貯金ができるアルバイトです。
リゾートバイトの時給の相場はだいたい1000円前後で、寮費・水光熱費・食費・交通費が無料であるため、雑費や娯楽費くらいしか発生しません。
私はそもそもワーホリ資金を貯める目的でリゾバを始めた経緯もあり、100万円貯金の目標を見事に達成してニュージーランドに行きました。
お金の使い道は人それぞれだと思いますが、短期間で効率よくお金を貯めるならリゾバは優秀なアルバイトです。
ストイックに雑費や娯楽費を抑えられれば、月に20万円は余裕で貯金できます。
これが普通のアルバイトであれば、地元の友達と飲みに行ったり、買い物にお金を使ったりで中々貯金できないのが現実でしょう。
しかし、リゾートバイトは地元を離れて働くことになるので、誘惑がありません。
特に地元で暮らすと娯楽費を使いすぎたり、一人暮らしで家賃や生活費がかかっているならリゾートバイトをすれば、驚くくらい貯金が増えます。
同じ時給と出勤日数で計算しても、アルバイトよりリゾバのほうが月に約8万多く貯金できます。
リゾバは手元に2万円もあれば始められるくらい、初期費用がかかりません。
こんなに気軽に始められて効率的に貯金できるバイトは他にはありません。
出会いが豊富
リゾバって昔からの友人のように仲良さそうな写真が派遣会社のホームページに掲載されている事が多いですが、実は現地でほぼ初対面で出会った人たち同市の写真です。
実のところリゾートバイトにくる8割はひとりで参加します。
特に私は同じようにこれからワーホリに行こうとしている子や、既にワーホリに行ってきた人も多くいて仲間ができたり情報収集できたのがすごく良かったです。
私は目標通りリゾートバイト生活後にニュージーランドへワーホリに行きましたがリゾバで出会った友達からオーストラリアで仕事を紹介してもらったり、情報交換しあって、今でもつながっています。
男女の出会いも非常に多い
男女の出会いが豊富なのもリゾバならではです。
リゾートバイトでは、異性との出会いがあります。
どこのリゾバに行ってもスタッフ同士でカップルになるのを必ず目撃してます。
共通の寮、共通の食事、共通の仕事と言った生活環境に共通点が多いため、異性と話すきっかけを生みやすいです。
自然と話す機会が増え、仲良くなりますし、連絡先の交換程度であれば、日常茶飯事と言っていいほど行われています。
実際、筆者も1ヶ月のリゾートバイト中に2人の女性と連絡先を交換しました。
リゾートバイト中に休日が被った時は、一緒に観光に行けて楽しい思いができました。
観光に興味はあるものの、一人ではなく誰かと観光したいと思っている女性が多いので、変な下心を表に出さず、普通に観光に誘えば、気になっている女の子は大抵OKしてくれます。
リゾバで出会った異性で一緒に観光するのはめちゃくちゃ楽しいです。
幅広い年齢層と知り合える
リゾートバイトで働く人の年齢層は、大学生を含む20代が6割を占めますので、若い人ばかりというイメージが強いです。
しかし、実際30代もいれば50代以上の人もいます。
様々な年齢層の人と仲良くなれるのもリゾートバイトの楽しかった点です。
例えば印象に残っている人は、40代夫婦で自営業を営んでいたものの、リゾートバイトをしたくて店をたたみ、リゾバで日本全国を転々としている人がいました。
どうして自営業を辞めてまでリゾバを始めたのか、など興味深い話を聞けて面白かったです。
私はプログラマーを目指している大学生と仲良くなってブログやSNSの話で盛り上がったり、他には出会い目的で来ている男子大学生と「どの子が可愛いか」なんて話で盛り上がっていました。
また、一人で来ている30代以上の女性も多かったです。
主力はあくまで20~30代以上の大学生やフリーターですが、直雇用の人も含めると年齢は様々でバラけていますので、そこまで自身の年齢を気にする必要はないです。
このように、様々な年齢、バックグラウンドを持った人達と知り合えるのもリゾートバイトの魅力です。
朝が早いので生活リズムが整えられた
仲居をしていると、朝7時には起きないと仕事に間に合わないので、寝坊はできません。
それまで私は、適当に起きてご飯を食べて学校やバイトに行くという昼夜逆転に近い生活習慣だったので、リゾバへ行ってからは毎朝6時起床・22時就寝という早寝早起きをするようになりました。
普段であれば夜中もスマホをいじったり、ゲームをしたりで中々寝付けなかったのですが、仕事の疲れと仕事後の温泉入浴でリフレッシュして、22時には自然と眠りについていました。
もちろん快眠です。
以降は昼夜逆転生活がなおり、生活リズムが整いました。
こうして健康的になれるのもリゾートバイトのメリットと言えるでしょう。
リゾートバイト 体験談 /まとめ
リゾバは「きつい」という批評もたくさんありますが、いざ働いてみると、本当に楽しいバイトでした。
実際に1ヶ月働いて帰ってくると、辛かった仕事も充実感のある良い思い出になるから不思議です。
1~2週間は生活環境や仕事内容など乗り越えなきゃいけいない壁がありますが、やはり非日常を味わいながらお金を稼げるのは、大きなメリット。
また、普段知り合えない人との出会いも大きな刺激になります。
異性との出会いはもちろんですが、同じ寮の仲間達と打ち解けあえて、世の中には色々な人がいることを知れたのが大きな経験となりました。
リゾートバイトは旅行気分も楽しめて、お金も貯まり、人生経験も積めます。
人生で一度は経験してみる事をおすすめします。